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ぼくは人間じゃないんです

こころの理

ちょっと変わった奴と人から指摘されて、初めて、ああ、おれって変わってるのか、と意識した。じぶんはじぶんのことをまともな人間と思って生きてきた。普通の人が普通に感じて考えて行動していることを、じぶんは、どうもできないのだった。感じ方、考え方、行動の仕方がどうやら普通と違うようなのだ。「どうやら」というのは、じぶんで普通の人のこころを想像できなかったからだ。ぼくが見ている景色や感じ方が、ほかの人が見ている景色や感じ方とは違うという事実。これを知った時、いや気づかされた時、ぼくのなかで何かがゴソッと落ちる気配がした。それから愕然とした。あぁ、ぼくは欠陥を持って生まれてきたのだ。RADWIMPSの棒人間という歌の歌詞はとっても共感できる。

自閉症スペクトラムという言葉をご存知だろうか。発達障害の1つである自閉症スペクトラムASD)は先天的な脳機能障害であり、いわゆる自閉症アスペルガー症候群AS)もこのカテゴリの中に含まれている。ASDは”Autism Spectrum Disorder (Disability)” の略で、日本語では自閉症スペクトラムと訳す。以前の診断基準では広汎性発達障害と呼ばれており、さらに自閉症アスペルガー症候群(AS)、特定不能の広汎性発達障害PDD-NOS)など細かなカテゴリー分けがあったが、現在ではそれらを全てまとめて自閉症スペクトラムと呼んでいる。

どうやら、ぼくはこの自閉症スペクトラムという発達障害の疑いがある。そのなかでもアスペルガー症候群という症状がまさしく、ぼくのこれまでの人生に、まったくもってピッタリなのだった。

>>>アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル

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