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アスペな時代の生き方

こころの理

本屋さんへ出かけた。最近は、月に1度くらいのペースで出かける。昔に比べて、頻度が極端に減った。本を買うのは圧倒的にネットになったから、当然のことだ。それでも、足を運ぶのは、本屋さんの陳列から、少しだけ時代が透けて見えるからだ。

それで凄く気になったのは、売れ筋で平積みになっている本のタイトルだ。

「生きづらさを抱えているあなたへ」「話を長続きさせる方法」「雑談力」「コミュニケーション力を高める」…など。うろ覚えのタイトルだけれど、ひとつ共通しているのは発達障害の人を想定しているのではないかということ。そのなかでも、人間関係に難があるアスペルガー症候群の人々。ぼくは、これらの本のタイトルが飛び込んできて、ドキッとした。

逆に考えれば定型発達の人々も、それだけ人間関係が生きていく上で大切な課題であるということだろう。

アスペルガーは、現在は自閉スペクトラム症と分類されるらしいが、その名前の通り、症状の程度がグラデーションのようになっており、グレーゾーンが存在する。医師が検査して診断を下すのは一握りであって、かなりのグレーゾーンアスペルガーがいるのではないか。そうでなければ、本屋さんの書棚にあんなに堂々とアスペ関連本が置かれているはずがない。

しかし、隠れアスペは、それをアスペ本とは見ないで買うだろう。ハッキリした診断名が下された人たちは、真剣になって改善したいと思うから、アスペルガーまたは発達障害というタイトルの本を探すだろう。これまでぼくもたくさんの書籍を買い漁ってきた、どれもこんな症状があったらアスペルガーですよという分析だったり、個性なんだから周囲の理解が必要ですよとか、そういう周辺情報ばかりが多かった。でも、アスペの当人はどうすれば改善できるのか、その具体的な方法が知りたいのだ。そんな中、唯一といってもいい、このマニュアルを見つけた。

>>アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル

正直言って、高価な情報です。でもでも、わらにもすがるような思いでポチッてしまいました。

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