マルチペンはステッドラー

文房具が好きです。小学生の頃、漫画家に憧れて、烏口を買って以来、鉛筆、消しゴム、三角定規など、文房具屋さんに行くと、ワクワクしてしまいます。高価なものは買いません。ほどほどの値段で、機能性が工夫されているもの。アイデアが光ってるもの。シンプルで美しいもの。装飾性を排除したものが好みです。ここ数年は、シャープペンシルとボールペンが付いている、いわばマルチペンと呼ばれる分野の文具にハマりました。これは日本と海外と各社から実に数多くの商品が出回っており、文房具屋さんに行くと、それらを眺めたり、触ったり、書いてみたり、どれがしっくり来るかと頭を悩ますのが楽しい時間でした。

その中で、いちばんのお気に入りだったのがパイロットのハイテックＣコレト1000という商品。このブラックがつや消しで質感が良く、また替え芯がどこにでも売られており、非常に具合が良かった。なんだかんだと６年間くらいは愛用したと思う。

でも、ある日、文房具屋で手にしたステッドラーのアバンギャルドの質感がなかなか良い感じだったので購入してしまった。ただ、買ってから、手帳に挟むにはちょっと大きすぎることに気づいた。ほぼ日手帳の革製ケースが愛用なのだが、このアバンギャルドは太さと長さがコレトよりも少し大きい。ペンケースに入れて運ぶにはいいのだが、手帳に挟むには大げさすぎた。

そこで、少し小さめのアバンギャルドライトというものをアマゾンでポチってしまった。これは大正解であった。サイズも小ぶりで太さもちょうど良い。