スポンサーリンク

愛するウクレレ 2018

ウクレレ生活
StockSnap / Pixabay

ウクレレは、ギターに比べてリーズナブルなのが魅力のひとつ。選び方さえ心得れば、中古を渡り歩いても損をしないのだ。どういうことか? ウクレレは、ギターのように定番の商品もあるけれど、そうではない個性的なギアも多く出回っており、中古価格がいろいろで安定していないのだ。そこを逆手にとる作戦(笑)。

ぼくの初めての本格的なウクレレはマウイミュージックのマホガニー単板のコンサートサイズ。これは、マウイミュージックは一度、火災で工場がなくなっており、ぼくの買ったものは火災前の製作だ。つまり、これだけでもレア度が高い。楽器店で弾いてみて、ハワイ製とは思えない低価格で、音も暖かくしっとりしていて気に入った。3年くらい手元にあったけれど、ウクレレらしさが足りないと感じるようになり、手放してしまった。買ったのと同じくらいの価格で売れた。それを元手にして、日本製Tの中古コンサートを買った。おつりが来た。しかし、これは1年間くらいしか使わなかった。何かが足りない。音に艶が足りない。
楽器店で掘り出し物をなにげに探していたら、なんと憧れのカマカが中古で出品されていた。しかも激安である。新品の半額以下。一世代前のモデルだから、現モデルと比較すれば3分の1の価格。手元のウクレレを手放して、そこに1万円プラスで、カマカのコンサートが手に入った。おそらくサドルの調整が悪いのだと思う。ビビる箇所が少しあって、それも価格を引き下げている大きな要因だった。でも、ぼくは思った。サドルを調整すれば、いいじゃないか。それと弦の種類もいろいろ試して、ビビリの少ないように調整した。さらにピエゾのピックアップがついていたのだが、それも違うモノに変更した。ギアもゴトー製のものに変更した。かなり良くなった。もう一息というところで、あとはプロに調整してもらおうという段階まできていた。
そんなこんなでカマカに1年間くらいかまけていると、ほかのウクレレが目に入ってしまった。 ウクレレらしい音がするのはソプラノサイズだが、演奏しやすいのはコンサートサイズ。このいいとこ取りをしたのがソプラノロングネックというタイプ。以前から、このタイプのものが欲しかったのだが楽器店でもなかなか置いていない。そんなとき、たまたま入荷したばかりで、コア模様がきれいなものに惹かれてしまった。ケリーのソプラノロングネックだ。オクタープピッチもばっちりで14フレット接合だから、カマカとは競合しない。ギアも最初からゴトー製で、チューニングしやすかった。というわけで、現在は、2台のウクレレが手元にある。カマカは手を入れているので一生手放すつもりはない。(なんて書いていたのに、手放してしまったよ。)ケリーももっと弾きこめば、もっといい音色を奏でてくれるだろう。どちらもお気に入りのウクレレだ。

タイトルとURLをコピーしました